承継方法のメリット・デメリット

20年以上前の事業承継は、『親族内承継』が、約90%を占めていました。しかし近年、様々な要因から『親族外承継』が、約40%近くにまで増加しています。現在の経営者は自社の存続や雇用の維持のために『親族内承継』のみならず『1継』や『M&A(売却)』といった様々な承継方法と後継者の選択を考えなくてはなりません。

ここでは各承継方法の【メリット・デメリット】について簡単な一覧表にしてみましたので、下記一覧表を参考にしていただき、御社にとって最善の承継方法を選択するための判断材料にしていただければと思います。

承継方法別『メリット・デメリット』一覧表

 
親族承継
(親族への承継)
親族承継
(親族以外への承継)
M&A
(会社の売却)



内外の関係者が受け入れやすい
後継者を早く選定できるため準備期間が多く確保できる
所有者と経営の一致が図りやすい
会社の内外から幅広く候補者を求めることが可能
従業員へ承継する場合、経営の一体性を保ちやすい
従業員へ承継する場合、社内の納得を得やすい
より幅広く、外部からの候補者を求めることが可能
経営者が売却により、利益を獲得できる
不採算事業を切り離し、経営の合理化を図れる




親族内に経営の能力と意欲のある者がいるとは限らない
相続人が複数いる場合、経営権の集中が困難になりやすい
後継者の資質によって、経営の安定化が揺らぐ
親族や関係者から心情的に受け入れられにくい
後継者が株式を取得する為の資金不足が懸念される
個人債務保証の引継ぎなどの問題が生じる場合がある
希望の条件を満たす買い手を見つけるのが困難
社内の混乱や士気の低下が予想される
専門家に依頼した場合のコストの増大



後継者への経営権の集中
他の相続人への配慮および調整
後継者への経営権の集中
親族や取引先などの関係者への配慮
いかに高く会社を売却できるか
社内外に対しての秘密保持が重要
買い手に対しては情報開示が必要

事業承継のとは?事業承継の必要性

事業承継の対策について事業承継の基本的な流れ

親族への承継について親族以外への承継について

M&A(売却)の検討について事業承継前の確認事項

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